本家英国陸軍の超重量級のグレートコートです。しかもロンドンのCambride Circusにある英軍ご用達の老舗Alkitで、1954年３月にオーダーされたビスポークの逸品です。生地はかなり厚手のアーミーグリーン（＝最初の写真が実物に近い色合いだと思います）色の目の詰まった分厚いメルトン生地のウール。このためとても重いです。ただ背面のアクションプリーツは大きく、動きやすいです。ボタンは全てメタルです。英連邦の陸軍のグレートコートはどの国のものも素敵ですが、国ごとに特徴があり、どれも素敵ですが、本家の英国のもはやはり歴史を感じさせます。グレートコートはとても男らしいスタイル＆勿論機能性に優れているので、１着は欲しいコートです。年々入手が難しくなり、良い物も減ってきているので自分のサイズを見つけたら入手されることをお勧めします。裾等に小さな虫舐め/虫食い（＝分厚い生地なので貫通はしていません。この素晴らしいコートの魅力を損なう様なものではありません。最後の写真参照）、エポレットに階級章を外した跡（＝９枚目の写真参照）、右身頃の肩近くの一番上のボタンの欠損はあるものの、ありがちな袖先や合わせ部分の擦れもなく、全体的には生地の状態もとても良く、着用感の少ない美品です。ビンテージ服が好きな＆慣れた方にとっては、７０年近く前のものとは思えない状態を維持した美品と言えるでしょう。サイズは、UK 37/38 LONG相当です。日本サイズの丈の長いM/スリムで丈の長いLくらいです。実際に着用する場合は、袖丈や着丈を直しても違和感がなく綺麗に仕上がると思います。実寸で、袖丈：（肩から）約６７ｃｍ、（脇下から）約５０ｃｍ、肩幅：約：４５ｃｍ、身幅：（脇下～脇下）約４８ｃｍ、着丈（＝背面襟下から）約１２６ｃｍです。分厚いコートなので、着用感は実寸よりタイトです。男の一生物のコートです。観賞用としても、勿論良いものですが、できれば週末等に実際に着用してその格好良さと機能性を十分に堪能していただければと思います。またメタルボタンを紛失すると悲しいので、練りボタン等に交換し、メタルボタンは保存しておくのも良いアイデアです。私も何着かはそうしています。その場合、かなりシックに仕上がり、寒い地域では、ビジネス用としても活躍してｋれると思います。希少＆貴重な男のコートなので、是非この機会に。このほかにも、ビンテージ服・靴や英国高級老舗店 Turnbull & Asserのシャツ等を出品していますので、よろしければご覧ください。